国が想定外?

優秀なはずの議員さんや官僚さんをもってしても想定外の事態は発生してしまうのでしょうか?
例えば、無期雇用転換権。「すべての有期契約労働者」は、有期労働契約が更新されて通算5年を超えたときに、労働者の申込みによって無期労働契約に転換されるルールのことです。
非正規雇用者を少しでも少なくするよう定められたルールでしたが、定年退職後の有期契約労働者や定年以降に入社した有期契約労働者を想定していないものでした。
同じく、マイナ保険証。顔認証だったり暗証番号だったり、健康な人を想定してる制度設計で、高齢者、特に認知症を患っている方々を想定していない。
認知症の人が顔認証できますか?暗証番号覚えてられますか?現在マイナ保険証をお持ちでない人には旧保険証同様に使用できる資格確認書が送られています。
実際、高齢者の施設ではマイナ保険証の利用が難しいのですべて資格確認書で対応しているケースが多いそうです。
なんのためのマイナ保険証ですか?資格確認書が保険証の代わりになるのなら最初から保険証をなくさなければよかったのに。。
今後、この国でこのような無策政治が続かないことを祈るばかりです。


TOP
TOP